ポップアップカード制作で育つ力|空間認識力と考える力のレッスン
- 4月28日
- 読了時間: 4分
今回のレッスンでは、ポップアップカード制作に取り組みました。
一見すると「楽しい工作」ですが、実はこの制作の中には
子どもたちのこれからに繋がる大切な力がたくさん含まれています。
ポップアップカード制作の様子
制作中、子どもたちは
試作を開けたり閉めたりしながら、何度も動きを確認していました。
動きがうまくいかないと
付箋を貼る位置や角度を変え、また確認。
この「やってみる → 確かめる → 調整する」という繰り返しは、
科学的な考え方にとても必要な工程だと思います。
教えられた通りに作るのではなく、
自分で気づき、修正していく姿がとても印象的でした。
(基本的に絵画は、ずーっと、これを繰り返し1枚の絵を仕上げます。
2時間・3時間・6時間…訓練で続けられるようになります。近道はなく訓練なんです。)
2時間半、集中し続ける理由
今回の制作時間は2時間半。
子どもたちは最後の最後まで集中し
「どうすればもっと想像通り動いてくれるのか」を考え続けていました。
これは単なる根性ではなく、
✔ 自分で考えている
✔ 自分の中に「やりたい」がある
からこそ生まれる集中です。

空間認識力とは?なぜ重要?
ポップアップカードは
平面から立体をつくる活動です。
・どの角度で動くのか
・閉じたときに収まるのか ←これがむずかしかった!!
頭の中で形をイメージしながら手を動かすことで、
「空間認識力」が自然と使われています。
この力は
・図形(算数・数学)
・構造理解(理科・工学)
・デザインや設計
など、さまざまな分野の土台になる力です。
例えば
・プログラミング
・建築や設計
・ものづくり
・デザイン
・医療や研究分野
今や、どの分野でも
「見えない構造を頭の中で組み立てる力」が必要です。
ポップアップカードは、その入口としてとても優れた教材だと思います。
興味の入口をつくることが目的です
知恵の輪やルービックキューブのように
空間認識力を使う遊びはたくさんあります。
ただ、最初から難しいものに挑戦するのはハードルが高いもの。
だからこそ
「楽しい」から始まり
「もっとやってみたい」に繋がる体験
として、このカリキュラムを取り入れました。

今回取り入れた表現技法(コラージュ)
今回は制作条件として
“はらぺこあおむし”で有名な
「エリック・カール技法(コラージュ)」を取り入れました。
エリック・カールという人は、どのように絵本を作っていたのか?
仕上がるまでにペーパーを用意する準備の時間がたくさんあります。
今の時代、「すぐに形になる」「あっという間に完成系」…楽ちんです。
でもね、何かを追求できる人になるには、準備時間に耐えられる力が必要だと思うのです。
ただ作るだけでなく
✔ 新しい表現方法を知る
✔ 素材の面白さを感じる
✔ 偶然を楽しむ
美術教室としての表現も大切にしています。
まとめ|楽しいだけで終わらない学び
今回の制作では、
途中で諦める子はいませんでした。
難しくても
最後は自分の力で仕上げる。
黙々と。
この経験は、作品以上に大きな価値があります。
ポップアップカード制作は
・空間認識力
・試行錯誤する力
・集中力
・やり抜く力
を同時に育てることができる活動です。
そして何より
「表現したいことが形になるって面白い」
そんな感覚を持ち帰ってくれたら嬉しいです❥
ポップアップカード制作|動きを確認する子どもたち
次回のレッスンは
5月23日(土)10:00~12:30
小山市 開催です!
今のところ、【顔彩で色紙に描こう!日本画教室】の予定です。
決まり次第、公式LINEから先行予約でお知らせいたします。
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